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ドラム式洗濯乾燥機の「乾燥を速く済ませる」ための話

 事前に言っておくと、これはかなり時間に余裕のある人やとにかく速く乾燥を終わらせたくて乾燥機のそばに居られる方向けの方法です。

 ドラム式洗濯乾燥機はとても便利ですよね。 でも、電気を利用した(ヒートポンプタイプの)乾燥機能はどうしても時間が掛かってしまいます。 特にガス乾燥機に比べると2倍くらいの時間が掛かるんじゃないでしょうか。

   基本的にこれは仕方のないことなんです。 だけど、「それでもなるべく乾燥時間を短くしたい(エコ志向)」というときにやってみるといいのでは?という方法を紹介します。

乾燥機は、動き続けている間にどんどんパフォーマンスが下がっている(原因)

 自分は「花粉症持ち」なので、春の季節は洗濯物を外には干せません。 一般的には雨など天気の悪い日には乾燥機能を使うと思います。

 特に毎日のように乾燥機を使っているときに ふと思ったことがありました。 「一回の乾燥が終わるたびに乾燥フィルターのホコリがたくさんたまるものだなぁ」と。
 ということは、これは「乾燥の後半はかなりパフォーマンスが落ちてるんじゃないか?」と思ったワケです。

一回、下がったパフォーマンスを戻してやる(対策)

 Panasonicの NA-Vシリーズの乾燥でホコリがたまるのは「乾燥フィルター」と「乾燥フィルター(奥)」の 2か所です(公式サイト参照)。

 自分の洗濯乾燥機コース(標準コース使用)の場合、洗濯に約 30分、乾燥に約 2時間。 合計で約 2時間半かかります。

 このコース開始から 1時間半後に一旦 [一時停止] ボタンを押して、「乾燥フィルター」と「乾燥フィルター(奥)」を取り外してホコリを取り除いてやります。

 このフィルターはヒートポンプで作った熱を効率的に洗濯物に送り届ける経路の途中にあります。
 そのフィルターがホコリで目詰まりしていると温風が洗濯物に届きにくくなってしまいます。
 かといって何度も乾燥を途中で止めてしまうとせっかく作り上げた熱が冷めてしまうというジレンマもあります。 なので、途中で 1回 乾燥フィルターを清掃してやるくらいがベストだと思います。

 実際にやってみると分かると思いますが、乾燥開始から1時間ほどで 2つの乾燥フィルターのホコリは結構たまっていたりします(洗濯物が少なければホコリも少ない)。

乾燥フィルターのホコリ 乾燥終了まで1時間のとき

 今回は意外と少なかったですが、乾燥終了 1時間前の「乾燥フィルター」を取り出して見てみたところ。 それでも上段はかなりホコリで埋まってますね。 洗濯するものの種類や量によってはもっと埋まってるときがあります。

 洗濯物の量が多い時ほど効果は高いと思いますヨ。

短縮時間は?(結果)

 この方法を利用することで、自分の環境では 約 20分~30分ほどの乾燥時間の短縮に成功 しました。

 30分の短縮になると、洗濯と乾燥で 2時間で完了になります。 とはいっても、一時停止をして洗濯物が乾いたことを確認の上、手動で「切」を押すのですが。

 自分はスマホの「タイマー」を利用して、洗乾開始から 1時間半後にフィルター清掃、更に40分後に電源オフをするようにしています。 これで 2時間10分で洗濯乾燥が終了。

 そのうち将来の機種では「乾燥フィルターを自動で清掃する機能」とかも付くかもしれませんね(また値段が高くなっちゃうかな?)

最後に

 結構めんどうくさい話になっちゃいましたね。 でも、「とにかく速く乾燥を終わらせたい!」という時もあったりしますよね。

 そういうときに役立つ情報になっていたらうれしいです。 電気代も節約できますね。(ほんの数円だと思うけど)



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