Windows XP 搭載の古いマシン(NEC PC-LL900FD)も、いよいよスクラップか?と思ってました。
そんな折、こんな記事(
http://japan.zdnet.com/os/analysis/35053718/)を見つけました。 なるほどね、無償のLinuxを導入して経費削減か、ということで、自分もこのマネをしてUbuntuを入れてみた。
バージョンは一応最新なのかな?
Ubuntu 14.04 日本語 Remix バージョン (自分のPCは古いので32bit版) をDVD-RWに (約1GBあるので、CD≠qには入らないのです) 入れて、そこからこの古いマシンにインストール。 XPは使わないようにしなくちゃ、ということでまるごと上書きインストールしました。 これで Windows XP とは さよなら。
・
使ってみて:
基本的に
ブラウザを使ってページを見るくらいならこれで十分ですね。
セキュリティ上の理由でも Windows XP を使い続けるリスクからは開放されていい感じ。 意外と軽いOSとはいえ、マシン自体がかなり古い(Pentium M 740 という、シングル・コアCPU)ので、もたつくときはもたつきます。
でも、
Core2Duoくらいだったらかなり快適に使えるんじゃないかとも思いますね。 ストレージは無駄にSSDを利用しているので起動も早い (約30秒程度) し、最近はブラウザ上でいろんなことを済ませてしまえるので不自由はあまり無いです。
この文章も最初は Ubuntu 上の
Google Chrome で、拡張機能の OneNote Online から書き込んで、後で Windows 7 へ行ってHTMLにしてアップロード、という感じです。 写真データなんかもOneDriveとか(DropboxやEvernoteも使える)クラウドを利用すれば、一瞬これがLinuxであることを忘れます。
あと、Update (アップデート) は忘れずに!
「ソフトウェアの更新」 から簡単にできます。
そして、話は長くなっちゃったけど、
ここからが本題!
Ubuntuでchromeを使っていて「コレが無いっ!」と思ったのは <マウス・ジェスチャ> でした。
いろいろ探しまわって、やっと見つけたのが
「Easystroke」 なんですが、これが何だか使い方が分からない! なんとかジェスチャを認識させても動きがトロい!と諦めかけてたのですが、突然普通に使えるようになったので、それをちょっと説明しようかと思います。
まず
注意点:Ubuntuは現在<マウスの右クリック(押し込み)しながらのジェスチャーの操作は使えない>ようです。 なので、
マウスの左クリック(押し込み)とジェスチャの組み合わせを登録します。
まずは
「Easystroke」のダウンロード & インストール
次に、タスクバーに表示された Easystroke のアイコンを右クリックして
「Easystrokeジェスチャ認識」 をクリック
「アクション」タブで
「アクションの認識」ボタンをクリック。 ジェスチャの「種類」を「キー」にして、
chromeのショートカットで自分が使うものを登録(写真を参照)
「ストロークの認識」ボタンをクリックして、認識させたいマウスのストロークを行います。
ここがちょっとクセがある。 どの場所でストロークをすればいいのかよくわからないんです(汗)。
でも、「ストロークの認識」ボタンをクリックしたあとに 適当にいろんな場所で
認識させたいマウスの動きを何度かやってると認識されます。
これで完了。 あとは
「設定」タブで、「Easystrokeを自動起動」にチェックを入れて、
「ポップアップを表示」のチェックを外します。 これでほぼWindowsなどと同じような環境でマウス・ジェスチャが使えると思いますよ。 クリックするボタンが逆なのがアレだけど...。
なんか反応が遅いな、とか思った時はPCを再起動したりしてみてください。
参考:Windows 版の chromeのジェスチャショートカット(Ubuntuもほぼ同じだと思います)
https://support.google.com/chrome/answer/157179?hl=ja
最近はノートPCもリーズナブルなのが多いので、思い切って買ってしまうのも1つの手であることは間違いありません。 自分もこの間、50,000円弱のノートPCを一台購入しました。
Ubuntu 14.04 で マウスジェスチャ の使い方